包括的吃音プログラム

包括的吃音プログラム

包括的吃音プログラムは、吃音研究者のLangevinとKullyが1999年に開発した、
「流暢に話すスキル」と「吃音が出たときの対処法」が中心となるプログラムである。

まず「流暢に話すスキル」として、発話をゆっくりと引き伸ばすトレーニングする。
以下に重点を置く。
1.呼気段落内(一息でのしゃべり)で、慌てず滑らかな呼吸をする
2.軟らかい声を出す(軟起声)
3.呼気段落内(一息でのしゃべり)で、吐息を持続しながら構音器官(声帯から唇までの声の通る管)を滑らかに動かす
4.構音器官(声帯から唇までの声の通る管)の力を抜き、柔らかくする

上記をトレーニング後、徐々に話す速度を元に戻していく。
速度を戻していくときに吃音が生じた場合、引出し法を使い対処していく。

そしてこれらのスキルを人前での使うトレーニングや、治りきらなかった吃音に対処する認知行動トレーニングを学ぶ。
その後、徐々にどもりやすい実生活の場面でこれらのスキルを使っていく。

このプログラムの集中トレーニング(3週間)を受けた5年後の結果は、吃音者25人中20人がプログラムの効果を持続していた。
 ※効果=プログラム受講前に比べて吃音頻度が50%以下

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